2016年度_365体育网投
/whatsnew/archive/2016
daily
1
2018/03/12 19:07:00 GMT+9
-
学長対談vol.3~数学者 上野健爾氏との鼎談~を公開しました_365体育网投
/whatsnew/honbu/20170331
<![CDATA[<p>
原田学長が各界の有識者の方と、本学の現状や課題について対談を行い、本学の将来像を探っていきます。
<br/>
本学の取組みを広く社会の皆様にご理解いただけるよう、対談内容を公開いたします。
<br/>
<br/>
第3回目は、世界的数学者である上野健爾博士をお招きしました。
</p>
<p>
中学高校時代を熊本で過ごされた上野博士に、古島幹雄理事?副学長も加わり、「次代が求める大学教育」について、鼎談していただきました。
</p>
<ul>
<li class="arrow">
詳しくは
<a href="/daigakujouhou/gakuchoushitu/president-talk/index">
こちら
</a>
をご覧ください。
<br/>
<br/>
</li>
</ul>
<address class="arrow">
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
<a href="/form/3">
経営企画本部 秘書室
</a>
<br/>
096-342-3206
</address>
]]>
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その他
2017-03-31 11:13:25
ページ
-
地域の課題の解決にむけ、学び、考え、行動する人材へ![COC修了者インタビュー]_365体育网投
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170330
<![CDATA[<div id="content-core">
<div id="parent-fieldname-text">
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short2.jpg/@@images/526e33fe-3981-4f9b-9548-fd02bbf31fb1.png" alt="now-short2.jpg" title="now-short2.jpg" width="545" height="138"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170330-file/image01.jpg/@@images/b78fd8f1-b83b-4a15-98f2-dce9de99854a.jpeg" title="image01.jpg" width="545" alt="image01.jpg" height="364" class="image-inline"/></p>
<h2>地域課題の解決を自ら考える人材を育成するCOCコース</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170330-file/image02.jpg/@@images/0d7e4ca8-6f70-40b6-929d-fdb7bdf7b981.jpeg" style="float: right;" title="image02.jpg" height="320" width="280" alt="image02.jpg" class="image-inline"/> 熊本大学のさまざまな講義の中で、実際に地域が持つ課題解決を、地域に入って学んでいくのがCOCコースの講義。熊本大学が文部科学省から採択され、熊本地域の地方創生推進拠点(Center of Community)として、「活力ある地域社会を共に創る火の国人材育成」拠点の形成に取り組んでいるものです。 <br/> その特徴は、Step1で熊本の歴史?文化?地域課題を深く知り、Step2でその課題を深く考え、学びを深めた後、Step3で実際に地域にでて、地域でのフィールドワークを通して課題解決を提案、具体的に行動する、と、段階を追った、課題解決手法の学びと実践が体験できるというところです。 <br/> 2017年3月10日、COCコース初となる4名の修了生に対し、修了証授与式が行われ、「地域課題解決プログラム修了証」が授与されました。</div>
<h2>地域課題を考える力を、COC+でも活かしたい</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170330-file/image03.jpg/@@images/96755786-6bc7-4f11-83f0-f9fce452e2d9.jpeg" style="float: left;" title="image03.jpg" height="300" width="280" alt="image03.jpg" class="image-inline"/> 川俣亜佑美さん(教育学部地域共生社会課程2年)は、祖父が地域のまちづくりに携わっており、まちづくりや地域課題の解決をどのように行っていくか、に興味をもったことからCOCコースを受講しました。「私が住んでいるのは、昔からここに住んでいるという人も多い地域。さまざまな課題があり、その解決のために、祖父は考え、行動していました。今回、COCコースを受講し、特に天草でのフィールドワークで学んだことがとても大きかったと思います。実際に住民の方にお話を聞くことで、気づくことが多かったです。今後は、もっと地域志向の講義を受講して、学びを深めていきたいです。COC+にも参加したいですね」と語ってくれました。</div>
<h2>その町ならでは、を見出すことの難しさを知った</h2>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170330-file/image04.jpg/@@images/8d852dc7-5af6-4d05-b43b-033e312c454b.jpeg" style="float: right;" title="image04.jpg" height="292" width="280" alt="image04.jpg" class="image-inline"/>
<div>緒方李華さん(法学部法学科1年)は、地元ならではのことを学びたい、とCOCコースを選択しました。「肥後熊本学では、知っているようで知らない熊本のことをいろいろな視点で見ることを学びました」。そして、湯前町でのフィールドワークでは、「その町ならでは」を見出すことが難しいと実感。「どの町でもよい、のではなく、この町ならではを見つけて押していくことが大切だと感じました。将来は地方自治体に就職したいと思っているので、今回、現地を見て、学んだことが活かされていくと思います。熊本を知るという意味でも、たくさんの県外学生にも受講してもらいたいですね」。</div>
<h2>フィールドワークで身についた、コミュニケーション能力</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170330-file/image05.jpg/@@images/1a2d2b45-d48c-4a9f-ae70-448e39980029.jpeg" style="float: left;" title="image05.jpg" height="300" width="280" alt="image05.jpg" class="image-inline"/> 江村和大さん(法学部法学科1年)は、「高校までとの学びとは違って、深く考える面白さがある」と、COCコースの特徴を話します。特に、湯前町でのフィールドワークでは、文献で得られる知識だけでは解決できないものが地域課題だと感じたそうです。「全国に当てはまる解決法もあるかもしれませんが、地域には特有の課題も多い。だからこそ、地元の人と話し合っていくことが大切だと思います」。グループで討論したり、地域の人にプレゼンしたりすることも多いStep3では、コミュニケーション能力も身についたと言います。「グループ間の疑問を話し合ったり、どうしたら分かってもらえるかを考えて工夫したりする能力が身についたな、と思います。これは、将来、とても役立つ力になるのではないでしょうか。本当に受講してよかったと思います」。</div>
<h2>熊本に貢献したい、という思いを叶えてくれる内容</h2>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170330-file/image06.jpg/@@images/980900f1-9d55-44c6-8fff-b603bf4140cc.jpeg" style="float: right;" title="image06.jpg" height="350" width="280" alt="image06.jpg" class="image-inline"/>
<div>野口真未さん(法学部法学科2年)は「熊本に貢献したい、熊本をもっと知りたい」という思いを持ってCOCコースに登録しました。「私は2年生で登録したのですが、フィールドワークの講義では、地域の方とのコミュニケーションを通して、私が予想していなかった多くの情報を収集することができ、現地に足を運ぶことの大切さを痛感しました。天草でのフィールドワークでは、健康に対する意識について、地元の漁師の方や住民の方々へインタビューをしましたが、地域の方の生の声を聞くことで、地域によって健康意識に違いがあることがよく分かりました。また、プレゼンでは、健康意識を高めるための政策について、行政の方に提案しましたが、政策として実際に実行に移すためには、難しい課題もあることが分かりました。フィールドワークに参加したことで、課題を解決するためには、現地の実態をよく把握し、いろいろな視点から、対策を考えることの大切さを学ぶことができました。是非、たくさんの学生にCOCを受講して頂き、熊本のことを学ぶきっかけにして欲しいです」。 <br/> <img alt="" src="resolveuid/f686991ebc3432e71cb7fc6301e7df00/@@images/image" height="350" width="545"/></div>
</div>
</div>
<div/>
<div/>
<div>(2017年3月30日掲載)</div>
<div/>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部広報戦略室 </a> <br/> 096-342-3122</address>
<p/>]]>
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2017/03/30 11:01:00 GMT+9
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「ましきラボ」発の交流から始まる息の長い熊本地震復興支援_365体育网投
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170329
<![CDATA[<div id="content-core">
<div id="parent-fieldname-text">
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short2.jpg/@@images/526e33fe-3981-4f9b-9548-fd02bbf31fb1.png" alt="now-short2.jpg" title="now-short2.jpg" width="545" height="138"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170329-file/image01.jpg/@@images/af383e85-9901-4bec-a883-e529dc8f790f.jpeg" title="image01.jpg" width="545" alt="image01.jpg" height="342" class="image-inline"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170329-file/kenji_top.jpg/@@images/654f7c32-4cc8-482e-8bea-b5687af81fd2.jpeg" title="kenji_top.jpg" width="545" alt="kenji_top.jpg" height="207" class="image-inline"/></p>
<h2>住民の思いと行政の動きの橋渡しをする拠点「ましきラボ」</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170329-file/image02.jpg/@@images/99925c35-aa1c-459c-bae4-aa74fbb4bb2e.jpeg" style="float: right;" title="image02.jpg" height="740" width="280" alt="image02.jpg" class="image-inline"/> 健児くん(以下:◆):「ましきラボ」はどのような場所なんですか? <br/> 円山:ましきラボは、熊本大学が行っている「熊本復興支援プロジェクト」の「震災復興デザインプロジェクト」の1つとして展開されているものです。被害が大きかった益城町の復興を通して、行政と町民をつなぐ役割を担うための拠点として、益城町の住民にとっても憩いの場である秋津川河川公園にサテライトラボを開設しました。「ましきラボ」は、被災地の実地調査や被災者へのアンケート調査などを分析して、住民の思いを反映させた復興計画ができるよう支援したり、学生ボランティアの拠点としての機能をもたせたりしています。また、大学という専門的知を提供できる立場ですから、さまざまな疑問に答えたり、住民の方々に学んでもらう勉強会も行っています。 <br/> ◆:そのほか、これまでにどんな活動をされたんですか? <br/> 円山:継続的に行っているのは「オープンラボ」です。毎週土曜の14~17時に、学生と大学の教員たちがラボを開放して、どなたでも気軽に立ち寄っていただけるようにしています。10月の開設以来、のべ100人近い住民の方に来ていただきました。何気ない会話の中で、被災者の悩みが見えてきたり、どんなことが知りたいと思っているのかという要望を知ったりすることができています。そんな相談の中から、自分のまちを知るためのまち歩きのイベントを開催したり、企業とコラボレーションして季節のイベントを実施したり、いろいろな活動を行えるようになってきました。ラボを来訪されるリピーターの人も増えてきたなと感じているところです。 <br/> ここは、研究拠点でもあるので、いただいた意見をどのように活動につなげているか、また、研究成果がどのようにまとまったか、なども、ここで発信していくことも考えています。</div>
<h2>丁寧な研究を、きちんと発信する</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170329-file/image03.jpg/@@images/eabf7996-7276-42a2-82d0-e0c0c7b14060.jpeg" style="float: left;" title="image03.jpg" height="740" width="280" alt="image03.jpg" class="image-inline"/> ◆:今回の研究発表もその一環なんですね。 <br/> 円山:2016年6~12月にかけて、益城町のすべての仮設住宅を訪問し、このうち約1200世帯の聞き取り調査を行いました。学生が2人1組になって、1軒ずつ住宅を回り、要望や問題と感じていること、今後の住居についてなどを聞き取りました。その結果は、復興計画に役立ててもらうために、行政に提供したり、速報として「益城復興応援便り」でお知らせしたりしています。 <br/> その調査分析の中から、自分なりのテーマを見つけて、独自の分析や追加調査を行い、提案や論文としてまとめたものを、今回発表しています。学部4年生の6人が、「益城町仮設住宅入居者の居住地選択意向に関する考察」「益城町仮設住宅聞き取り調査の自由回答の分析」「益城町仮設住宅団地における住民の駐車場利用環境の課題と提案」「震災復興における郵送アンケート未回答者層の実態と意識」「益城町における水害対策の導入検討」そして「震災復興における『ましきラボ』の運営指針に関する研究」について発表しました。地域の方を招いてこういった研究成果を発表することは、支援活動の一環としても重要だと思っています。丁寧に研究、分析して、それをきちんと発表していくことは、学生の意識向上にも、復興にもつながっていくと思っています。 <br/> ◆:参加する学生の皆さんの意識も変わったんですね。 <br/> 円山:実際に、被災者の皆さんに近いところで話を聞いたりすることで、意識が高くなったと感じています。やはり、現場を実際に見るのと、テレビなどで見るのとは、全く違う、ということだと思います。研究に対する姿勢も変わりました。これは、「ましきラボ」という拠点があってよかった点ですね。逆に、がんばりすぎてしまう学生もいたくらいでした。多くの人と話した内容を整理し、まとめて、伝えていく、ということは、学生にとってもよい経験になったのではないでしょうか。</div>
<h2>持続し、継続して支援していく環境づくり</h2>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170329-file/image04.jpg/@@images/d4c30b07-d5c4-425f-8824-e0c936c1f0e3.jpeg" style="float: right;" title="image04.jpg" height="405" width="280" alt="image04.jpg" class="image-inline"/>
<div>◆:今後も、活動は続いていくわけですが??? <br/> 円山:「ましきラボ」には多くの学生が関わっています。彼らは、地震を体験し、その後の被災地の混乱をリアルタイムに見てきました。だからこそ熱い思いをもって、活動ができたのだと思います。この思いを、いかにして次の世代につなげていくかも課題の1つです。思いをもって、被災地に寄り添い、被災者と共に、まちを復興させる支援を続けていくことが、長期間に渡り求められます。住民の声を丁寧に聞き続けること、それを行政に役立つ形で伝えていくことを通し、学生や住民と共に支援を続けていくこと。それこそが、熊本地震からの復興を目指した研究拠点としての「ましきラボ」のあるべき姿なのではないかと思います。</div>
<div/>
<div/>
<div/>
<div>(2017年3月29日掲載)</div>
<div/>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部広報戦略室 </a> <br/> 096-342-3122</address></div>
</div>
<p/>]]>
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研究
2017/03/29 09:45:00 GMT+9
ページ
-
目指せ、1部リーグ復活![ラグビー部]_365体育网投
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170329
<![CDATA[<div id="content-core">
<div id="parent-fieldname-text">
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short2.jpg/@@images/526e33fe-3981-4f9b-9548-fd02bbf31fb1.png" alt="now-short2.jpg" title="now-short2.jpg" width="545" height="138"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170329-file/image01.jpg/@@images/164fa7fb-0279-46b8-8f3b-cdd6696f4dea.jpeg" title="image01.jpg" width="545" alt="image01.jpg" height="364" class="image-inline"/></p>
<h2>ラグビー歴16年目!中学時代はバスケと両立</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170329-file/image02.jpg/@@images/71173dba-041c-492f-9f6f-910981fc37e9.jpeg" style="float: right;" title="image02.jpg" height="400" width="280" alt="image02.jpg" class="image-inline"/> トライを目指して、ボールを取り合い、走り、体をぶつけ合うスポーツ、ラグビー。激しいぶつかり合いは、見ている方も体がすくんでしまうような迫力があります。ラグビー歴16年目になるラグビー部主将、教育学部3年の大原一馬さんは「今でも怖いですよ。特に外国人選手がいるときは、ひるんでしまいます」と話します。「でも、『自分から行かないと!』と気持ちを高めて向かっていきます」。 <br/> 小学1年生のころからラグビーを続けている大原さん。「近所のラグビースクールに通っている友達から誘われたことが、ラグビーを始めたきっかけです」。クラブチームに入り、ラグビーの練習に励みました。「何度も辞めたいと思って、親に無理やり連れて行かれて、嫌々やっていました」と苦笑いする大原さん。本当は小学校卒業したら辞めようと思っていたところ、辞められず、中学校でも続けることに。しかし、そのおかげでラグビーの才能が開花し、ラグビーの推薦枠で高校進学が決まりました。「ここまで続けたのだからと思い、大学でもラグビー部に入ったんです」。</div>
<h2>「ラグビーを『やっている』と感じる」</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170329-file/image03.jpg/@@images/ca2e9950-d02d-4fd6-adca-8438f71a2edc.jpeg" style="float: left;" title="image03.jpg" height="700" width="280" alt="image03.jpg" class="image-inline"/> 熊大ラグビー部は、九州ラグビーフットボール協会の学生リーグに所属しています。2015年に数年ぶりに1部リーグに昇格するも、2部リーグとの力の差を見せつけられ、2016年の大会成績は1勝のみ。さらに、1部リーグの7?8位チームと2部リーグの1?2位チームが対戦する入替戦で2部リーグの1位チームに負けてしまったため、2部リーグへ降格してしまいました。「2016年の目標が『1部リーグ残留』だったんです。目標が果たせず、悔しい気持ちでいっぱいです」と大原さん。このことを踏まえ、2017年の目標を「2部リーグ全勝優勝」+「1部リーグ昇格」と掲げています。 <br/> 「高校生のころは、指導者がいたのですが、自分たちで『やっている』というより、『やらされている』感じでした。今は指導者の方はいらっしゃいませんが、自分たちで考えて行動するため、ラグビーを『やっている』と感じます」と大原さんは語ります。時にはOBが指導にやって来ることもあるそうですが、基本的に学生同士で教え合い、高め合っています。「部員は全部で21人。その中にはマネージャーもしている女子部員が1人います。だけど雰囲気は男子校のような感じ。上下関係もなく、全員が楽しくのびのびとしているのが、熊大ラグビー部らしさかな、と思っています」。 <br/> 練習は週に5回。土曜日や長期休暇のときは、午前中に練習を行いますが、平日は授業が終わった放課後の17時~19時までが練習時間です。「工学部などは実験があると途中参加になることも多く、勉強と部活の両立を図るのが大変そうに見えます」。そう話す大原さんも2016年は大会期間中に教育実習があり、実習期間中はラグビーをすることができませんでした。「練習も試合も出られませんでした。怪我をしたらいけないからと仕方がない、とわかっていながらも、ラグビーをやりたかったですね」と振り返ります。 <img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170329-file/image04.jpg/@@images/4231dd52-1427-4dfe-b329-8de941676d58.jpeg" title="image04.jpg" width="545" alt="image04.jpg" height="250" class="image-inline"/></div>
<h2>子どもたちに「仲間の大切さ」を伝えたい</h2>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170329-file/image05.jpg/@@images/703bc779-b161-4c21-a87e-a56c4dafb620.jpeg" style="float: right;" title="image05.jpg" height="400" width="280" alt="image05.jpg" class="image-inline"/>
<div>大原さんは、小学校の先生を目指しています。「小学校でラグビーを教える…とは考えていませんが、自分が所属していたクラブチームに指導に行けたらいいな、と思っています」。今でも時々指導に行くこともあるんですよ、と話します。小学校の先生やラグビーの指導者として、将来子どもたちには、「仲間の大切さ」を伝えたい、と続ける大原さん。「自分自身、ラグビーを通して生まれた人間関係が人生に強く影響を与えているように感じています。毎年8月末に由布院で2部リーグのチームを中心に合宿を行うんですが、そのときに中学や高校時代に一緒にラグビーをしていた仲間と再会することもあるんです」。 <br/> 大原さんが思うラグビーの魅力は「自分の身を削ってでもトライを狙いに行くこと」と答えます。「観客から見たらボールを持っている人が目立つとは思いますが、トライを狙うために、ボールを持たない選手も必死なんです。ラグビーって、他のスポーツよりも、全員が1つのことを意識して取り組んでいるスポーツだと思っています」。</div>
<div/>
<div/>
<div>(2017年3月29日掲載)</div>
<div/>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部広報戦略室 </a> <br/> 096-342-3122</address></div>
</div>
<p/>]]>
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2017/03/29 09:37:00 GMT+9
ページ
-
企画競争に関する公告(熊本大学医学部附属病院入院患者療養設備設置?運営事業務)_365体育网投
/whatsnew/byouin/kikaku-20170328
<![CDATA[<p style="text-align: center;">
国立大学法人熊本大学において、次のとおり企画競争について公募します。
</p>
<p>
平成29年3月28日
</p>
<p style="text-align: right;">
国立大学法人熊本大学
<br/>
医学部附属病院長 水田 博志
</p>
<ol>
<li>
<strong>
企画競争に付する事項
</strong>
<ol>
<li>
事業名
<br/>
熊本大学医学部附属病院入院患者療養設備設置?運営事業
</li>
<li>
業務の趣旨
<br/>
熊本大学医学部附属病院内における入院患者への療養環境の充実を図る。
</li>
<li>
事業の内容
<br/>
熊本大学医学部附属病院内における入院患者への床頭台、テレビ等の療養設備
<br/>
(以下「療養設備」という)の設置及び運営全般。
<br/>
詳細は「熊本大学医学部附属病院入院患者療養設備設置?運営事業 仕様書」
<br/>
のとおり。
<br/>
</li>
</ol>
</li>
<li>
<strong>
企画競争に参加する者に必要な資格に関する事項
</strong>
<ol>
<li>
国立大学法人熊本大学契約事務取扱規則第8条及び第9条の規定に該当しない者であること。
<br/>
なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は、同8条中、特別の理由がある場合に該当する。
</li>
<li>
契約責任者から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
</li>
<li>
文部科学省競争参加資格(全省庁統一資格)において、平成29年度に九州?沖縄地域の「役務の提供等」の「A」、「B」、「C」等級に格付けされているものであること。
</li>
<li>
平成20年度以降、3年以上継続して400床以上の病床数を有する医療機関での同種事業の設置及び運営実績があること。
</li>
<li>
企業の財政状況、損益状況及び資金状況が良好であること。(直近2ヶ年の財務諸表を提出すること)
<br/>
</li>
</ol>
</li>
<li>
<strong>
参加表明書の提出
</strong>
<br/>
提出期限 平成29年4月3日(月)17時00分
<br/>
提出場所 下記10に示す場所
<br/>
</li>
<li>
<strong>
業務内容等に関する説明会
</strong>
<br/>
平成29年3月30日(木)13時30分
<br/>
熊本大学医学部附属病院管理棟3階第一会議室
<br/>
</li>
<li>
<strong>
企画提案書等の作成
</strong>
<br/>
応募書類等の作成に必要な公募要領等は、以下の熊本大学ホームページよりダウンロードすること。
<br/>
書類の送付を希望する場合は、下記10の担当まで連絡すること。
<ol>
<li>
<a href="/whatsnew/byouin/byouin_file/kikaku-20170328-2.pdf">
「公募要領」
</a>
(PDF 130KB)
</li>
<li>
<a href="/whatsnew/byouin/byouin_file/kikaku-20170328-4.pdf" target="_blank">
「熊本大学医学部附属病院入院患者療養設備設置?運営事業 仕様書」
</a>
(PDF 261KB)
</li>
<li>
「
<a href="/whatsnew/byouin/byouin_file/kikaku-20170328-3.pdf" target="_blank">
審査基準」
</a>
(PDF 69KB)
</li>
<li>
<a href="/whatsnew/byouin/byouin_file/kikaku-20170328-5.docx" target="_blank">
「別紙様式1 参加表明書」
</a>
(Word 13KB)
</li>
</ol>
※ダウンロードURL http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/byouin/kikaku-20170328
<br/>
</li>
<li>
<strong>
企画提案書等の提出方法等
</strong>
<br/>
提 出 方 法 提出期限までに、7部を郵送又は持参すること。
<br/>
提出期限等 提出期限 平成29年4月18日(火)17時00分
<br/>
提出場所 下記10に示す場所
<br/>
</li>
<li>
<strong>
企画提案書等に関するプレゼンテーションの開催日時及び開催場所
</strong>
<br/>
後日連絡(平成29年5月予定)
<br/>
</li>
<li>
<strong>
選定方法等
</strong>
<br/>
別に定めた公募要領及び審査基準等に基づき、熊本大学企画競争選定委員会において行う。
<br/>
</li>
<li>
<strong>
その他
</strong>
<br/>
その他必要事項については、公募要領によるものとする。
<br/>
</li>
<li>
<strong>
担当部局
</strong>
<br/>
〒860-8556 熊本市中央区本荘1-1-1
<br/>
国立大学法人熊本大学医学部附属病院事務部経理課役務契約担当
<br/>
電話番号:096-373-5936
</li>
</ol>
<p>
</p>
<p style="text-align: right;">
以上。
</p>
<p>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
医学部附属病院事務部
<br/>
経理課役務契約担当
<br/>
電話:096-373-5936
</address>
<p>
</p>
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その他
2017-03-29 08:25:33
ページ
-
趣深い日本文化「茶道」に魅了されて…[茶道部]_365体育网投
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-2
<![CDATA[<div id="content-core">
<div id="parent-fieldname-text">
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short2.jpg/@@images/526e33fe-3981-4f9b-9548-fd02bbf31fb1.png" alt="now-short2.jpg" title="now-short2.jpg" width="545" height="138"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-2-file/image01.jpg/@@images/278d181c-7d86-44cc-914e-82eee5640cb4.jpeg" title="image01.jpg" width="545" alt="image01.jpg" height="364" class="image-inline"/></p>
<h2>四季の移ろいと共に変化する茶道に魅了</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-2-file/image02.jpg/@@images/f3ec3f51-8813-4f21-a26f-f08d1acbb8f7.jpeg" style="float: right;" title="image02.jpg" height="396" width="280" alt="image02.jpg" class="image-inline"/> 代表的な日本文化の一つでもある茶道。現代の生活ではなじみが薄く、「難しそう」「敷居が高そう」といったイメージがあるかもしれません。しかし、熊大茶道部では和室に笑い声が響き、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。「着物の着付けを習っているんですが、まだ上手に着られなくて…」と話すのは部長の文学部2年安部有香さん。普段から着物を着て茶道の練習に臨んでいます。「洋服で練習をすることもあります。でも、お茶会のときには着物でお客さんにお茶をふるまうので、感覚がいつもと変わってしまいます。そこで普段から着物で練習したいと思ったんです」、そのために着付け教室に通っています、と熱心に茶道に取り組む姿勢がうかがえます。 <br/> 安部さんが茶道を始めたのは、中学生のとき。茶道部に入部したきっかけは「学校でお菓子が食べたかったから(笑)」と恥ずかしそうに答えます。しかし、実際に始めてみると大変だったと続けます。「お手前の作法に慣れるのが大変でした。今でもまだ完璧ではないし、やる度に新しい発見があります」。その後、高校時代は別の部活に入るも、熊大に来て再び茶道部へ入ることを決意。「やっぱり茶道が好き。ずっと続けられる趣味にしたいと思って入部しました」。 <br/> 安部さんが感じる茶道の魅力は、季節によって道具などが変化するところ。茶碗や釜、柄杓から、茶室の空間を演出する花や掛け軸まで全ての道具などを、四季の移ろいとともに変えていきます。「例えば、夏になるとガラスや平たいお茶碗を使って涼しさを演出するんです」と説明してくれました。茶道を始めてから道端に咲く花で季節を感じるようになった、と続けました。「お茶を飲んだ後にお茶碗を見て楽しむのも好きです」。</div>
<h2>普段は和気あいあい、お茶会前は細かい動作までチェック</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-2-file/image03.jpg/@@images/b8d108dd-647a-4182-8b14-140523f17198.jpeg" style="float: left;" title="image03.jpg" height="720" width="280" alt="image03.jpg" class="image-inline"/> 茶道部の歴史は長く、山田宗純先生は5代目講師。熊大で10年以上指導をしています。流派は表千家。「小学校や中学校で習ったのは裏千家だったので、立ち方やお茶の点て方などが違って、戸惑った」と話す学生も多いそうです。文学部3年の脇田優希さんもその1人。「今では違いを見つけるのが楽しくなってきました」と話します。 <br/> 現在の部員は20名ほど。その中に男子学生と留学生が1名ずついます。「留学生の方はとても熱心に取り組んでいるので、入部して3カ月ですが、私たちと同じくらいにまでお手前ができるようになったんですよ」。活動は週に1回。先生の前で1人ひとりお茶を点て、指導してもらいます。安部さんは、「他の人のお手前を見るのも勉強になります。最初のころは、見られながらお茶を点てることに抵抗がありましたが、次第にお茶を点てることだけに集中できるようになりました」と話します。年に数回はお茶会でも披露。「普段自分がどんなことをしているのか、家族や友達に見てもらう機会でもあります。そのため、お茶会の前は活動日以外に自主練習をして、細かいところまで動作をチェックしあいます」。 <br/> 茶道部の特徴は、「学部?学年を問わず、みんなが仲良しなところ」と安部さん。和室は笑い声が絶えません。「この場を楽しむことも茶道部の醍醐味だと思っています」。また、もう1つの特徴が、途中からの入部が多いこと。安部さんは、「他の部活では4月に入部する人が多いですが、4月過ぎてから『やっぱり気になって』とやって来る人がとても多いです。今、男子部員がもう1人増えそう。留学生の見学も多いです。留学生は反応が新鮮で、私たちも嬉しい」と、安部さんの顔から笑みがこぼれます。しかし、「英語で作法を説明するのはとても難しいので、身振り手振りでなんとか伝えています(笑)」と最後まで笑いが絶えない安部さんでした。 <img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-2-file/image04.jpg/@@images/4d2a000d-6cd4-423f-96db-47514fbec1b6.jpeg" title="image04.jpg" width="545" alt="image04.jpg" height="393" class="image-inline"/></div>
<h2>茶道に魅了され、京都まで修行へ!</h2>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-2-file/image05.jpg/@@images/268b4f76-1eb8-473f-913d-4a51c41a7244.jpeg" style="float: right;" title="image05.jpg" height="644" width="280" alt="image05.jpg" class="image-inline"/>
<div>理学部2年の中村綾花さんは、小学生のときクラブ活動で茶道に触れてから「本格的にやりたい」と憧れ続け、大学で茶道部に入部。京都の家元のもとへ修行に行くほど茶道に魅了されています。「先輩で行かれた方がいらっしゃって、自分も行ってみたいと思ったんです」と中村さん。普段から着物で練習したい、と安部さんと脇田さんと3人で着付け教室に行っています。「他の部員も同じように意識を持ってもらえるようになればいいな、と思っています」。 <br/> 留学生が茶道に興味を持ってくれることは日本人として嬉しいこと。山田先生は、留学生だけでなく日本人の学生にも「茶道を通して日本の文化を知ってほしい。そして、日本人として誇りを持って生きてほしい」と語ります。「国も学年も性別も問わず、たくさんの人に茶道を楽しみにきてほしいです!」と元気な部員も明るく話してくれました。</div>
<div/>
<div>(2017年3月28日掲載)</div>
<div/>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部広報戦略室 </a> <br/> 096-342-3122</address></div>
</div>
<p/>]]>
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2017/03/28 17:03:00 GMT+9
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-
子どもたちに夢をお届けします[人形劇サークル「青い鳥」]_365体育网投
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-1
<![CDATA[<div id="content-core">
<div id="parent-fieldname-text">
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short2.jpg/@@images/526e33fe-3981-4f9b-9548-fd02bbf31fb1.png" alt="now-short2.jpg" title="now-short2.jpg" width="545" height="138"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-1-file/image01.jpg/@@images/01b0c82c-a88c-4843-9eb8-5f172d994c87.jpeg" title="image01.jpg" width="545" alt="image01.jpg" height="364" class="image-inline"/></p>
<h2>楽しそうと思って入部、しかし人前に出るのは苦手だった</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-1-file/image02.jpg/@@images/57bcfc92-9a44-4843-8416-12712fcac9c2.jpeg" style="float: right;" title="image02.jpg" height="660" width="280" alt="image02.jpg" class="image-inline"/> 人形を介して演技をする人形劇。人形たちが動きながら物語が進行する世界観は、テレビや映画のアニメとはまた違った雰囲気があり、その空間だけがファンタジックな空気に包まれます。幼いころ、この不思議な世界観に魅了された人も多いはず。 <br/> 「子どもたちに夢を」をコンセプトに活動を行う人形劇サークル「青い鳥」。サークル設立は1965年で、2017年で53年目を迎える歴史のあるサークルです。人形劇のほか、パネルシアターや絵本の読み聞かせなどを県内の小学校や公民館、コミュニティーセンターなどで行います。活動の根っこにあるのは、「子どもたちに楽しんでもらうこと」です。青い鳥の年間の活動は、春と秋と冬の定期公演と夏休みを利用して阿蘇?人吉球磨?天草地域の小学校を2~3校回る巡回公演、九州と熊本の人形劇協議会が主催する人形劇フェスティバルが主となります。その他、依頼があると公演を実施しています。 <br/> 部長を務める理学部3年の野田智之さんは、新歓のときに先輩に誘われ、先輩が子どもたちと鬼ごっこしている写真を見せてもらったそうです。「子どもと遊ぶことが好きで、とても楽しそうだったので入部しました」。しかし、人前に出ることは苦手だった野田さん。「初めは、どんなに練習を重ねても人前に出ると、緊張と不安でうまく言葉がでなかったりしました。緊張しないためには自分を捨てろ、という先輩からのアドバイスのおかげで人前に立つことにも慣れてきました」と振り返ります。 <br/> 「公演は、私たちから公演をさせてほしい、と依頼することが多いです」と野田さん。「どんなテーマで、どこで、どんな題材をするか、企画から会場との交渉、準備、そして発表まで、全て自分たちで行います」。</div>
<h2>脚本、人形作り、絵本作り…なんでも自作です</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-1-file/image03.jpg/@@images/8243c9c0-ca96-4e56-a777-2da8998f21b6.jpeg" style="float: left;" title="image03.jpg" height="440" width="280" alt="image03.jpg" class="image-inline"/> 題材は絵本が基本。『11ぴきのねこ』や『すてきなよるに』などの絵本の物語と、そこから展開させたオリジナルの物語の2種類があります。「題材は全部で20作品ほどあります。その8割は、青い鳥オリジナルの作品です」。毎年、オリジナル作品を作成。その作り方は、「まず、図書館へ行って原作を探します。その原作を基にたたき台を作って、メンバーで話し合いながら、物語を固めていきます」と野田さんは教えてくれました。「作りたい人が作る。特に脚本担当などはいません」。 <br/> 人形や絵本などもみんなで制作。「女子学生が多い代の男子学生は裁縫ができない人も多いですが、今は部員も少ないので、マルチにやらなければなりません」と言いつつも、「人形作りは、土台となる発泡スチロールを削るところまで。それ以上はお願いしています」と野田さんは苦笑いします。絵本や紙芝居は、観客が多いことを想定し、後ろにいる子どもたちにも見えるように大きめに作ります。「絵本は、高さ80cmで、広げたときの横幅は1m10~20cmほどあります。紙芝居も1m×1.7mほど…。2人掛かりで読み聞かせをします」。</div>
<h2>子どもたちにわかりやすい人形劇を追求</h2>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170328-1-file/image04.jpg/@@images/d08bfd53-8bec-4e9a-8c5b-b68075ff5414.jpeg" style="float: right;" title="image04.jpg" height="680" width="280" alt="image04.jpg" class="image-inline"/>
<div>野田さんが常に心がけていることは、子どもたちに楽しんでもらうこと。「作品の内容によって気をつける点は変わりますが、子どもたちにわかりやすく表現するために、人形の動かし方やセリフとセリフの間の取り方などを意識しています」。週3回の練習では、劇や読み聞かせの練習のほか、司会の練習もします。「子どもたちがこういう反応を示したら、どんな風に返すのがベストなのか…子どもたちの反応の拾い方を身につけます。公演全体の流れは司会者によって変わるので、とても重要なんです」。練習は本番さながらに行われます。 <br/> 公演をOBにチェックしてもらうこともあります。「人形劇協議会や人形劇の団体に入っていらっしゃる方はいるので、とにかく評価が厳しい…!学校の先生をされている方にも、子どもの目線から見たらどうなのか、とアドバイスをいただきます」と野田さん。でも、そうやって厳しい評価を受けることがクオリティーの向上につながる、と続けました。最年長OBは70代ということで、青い鳥の歴史を感じることができます。 <br/> 現在、青い鳥のメンバーは11名。しかし、現役で活動をする3年生以下は5名で、1年生はいません。「2016年は1年生が入らなかったので、2017年は新入生が楽しそうと思ってもらえるように新歓に力を入れます」、そして、子どもたちにも「楽しい!」と思ってもらえるような活動を続けていきたいです、と意気込みます。 <br/> 「人形劇を見ている子どもたちが反応してくれるときが一番楽しい」と笑顔で話す野田さん。まさにそれが「子どもたちに夢を」与えている瞬間なのかもしれません。</div>
<div/>
<div/>
<div>(2017年3月28日掲載)</div>
<div/>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部広報戦略室 </a> <br/> 096-342-3122</address></div>
</div>
<p/>]]>
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学生
2017/03/28 15:50:00 GMT+9
ページ
-
株式会社再春館製薬所と「再春館?自然×サイエンス共同研究講座」を共同で設置_365体育网投
/whatsnew/seimei/20170327-2
<![CDATA[<div class="box_caution" style="text-align: center;">
<span class="fontL">
株式会社再春館製薬所と「再春館?自然×サイエンス共同研究講座」を共同で設置
<br/>
―自然とサイエンスの新たな幕開けを目指して―
</span>
</div>
<p>
このたび、熊本大学薬学部と株式会社再春館製薬所は、協議を重ねた結果、産学による共同研究を実施していく運びとなりました。その内容は、「再春館?自然×サイエンス共同研究講座」(以下本研究講座といいます)を設置し、薬学と再春館製薬所が有する製品開発技術の連携により、国民の健康と安全のため、科学的根拠に基づく漢方構成生薬の基原植物及び有用植物等における化粧品や自然食品素材としての機能性解明等に係る研究を共同で行っていくものです。
<br/>
<br/>
今回の連携により、熊本大学薬学部、薬学部附属薬用資源エコフロンティアセンター(以下、当センターといいます)と株式会社再春館製薬所は、本研究講座を活用して、機能性を有する化粧品素材植物や付加価値の高い植物を当センターの栽培試験圃場やサテライト農園において栽培試験を実施し、農工薬連携(薬学?農学?工学双方)の観点より学術的検証を行います。なお、本共同研究は文部科学省?地域科学技術実証拠点整備事業の一環で新設する「自然共生型産業イノベーションセンター」とも連携しながら実施する予定です。
<br/>
<br/>
研究代表者である当センター長の渡邊高志教授は、国内外の多くの有用植物品種を収集してきており、その研究成果?知見を最大限に本研究講座で活用します。将来的には本共同研究で機能性を見出した天然素材を配合した機能性化粧品?和漢由来の自然食品等の販売に繋がることを期待しております。
<br/>
<br/>
熊本大学薬学部としては、本研究講座の設置に伴い、医薬の原料として用いる植物を体系化する薬用植物学分野の研究?教育を発展させることが可能となり、将来を担う国際性豊かな研究者を社会に送り出すことが期待されます。
<br/>
<br/>
現在、薬学部が推進している街角のオアシス薬用植物園?薬草パークを目指す「薬草パーク」とタイアップしながら、「再春館?自然×サイエンス共同研究講座」における研究活動?研究成果の普及を行い、国民の幸福?健康増進の一助となるよう努めてまいります。
<br/>
<br/>
【詳細】
<a href="/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2016-file/release170327-2.pdf" target="_blank">
プレスリリース本文
</a>
(PDF 93KB)
<br/>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
熊本大学薬学部
<br/>
薬用資源エコフロンティアセンター
<br/>
センター長?教授 渡邊高志
<br/>
TEL:096-342-4781
<br/>
e-mail:wtakashi※kumamoto-u.ac.jp
<br/>
(メール送信の際は※を@に換えてください)
</address>
]]>
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研究
2017-03-27 13:09:01
ページ
-
医療機器を留置した患者のMRI検査を支援する~MR適合性検索システムを実用化_365体育网投
/whatsnew/seimei/20170327
<![CDATA[<p>
熊本大学 生命科学研究部 医用画像学分野 藤原康博講師らは、メディエ株式会社(東京都中央区)と共同で、国内に流通する医療機器のMRI検査への適合性を調査し、医療従事者や医療機器メーカー等のMRI検査に関連する方々に利用して頂くことを前提に、インターネットを用いて検索可能なシステムとして開発し、実用化しました(製品名:医療機器のMR適合性検索システム/平成29年4月3日より無償提供開始)。
<br/>
これにより、体内に医療機器を留置した被検者に対してMRI検査への安全性に関する情報を簡便かつ正確に確認することが容易になり、医療安全の向上に大きく貢献できることが期待されます。
<br/>
<br/>
【詳細】
<a href="/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2016-file/release170327.pdf" target="_blank">
プレスリリース本文
</a>
(PDF 365KB)
<br/>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
熊本大学大学院生命科学研究部
<br/>
医用画像学分野
<br/>
担当:藤原康博
<br/>
TEL:096-373-5454
<br/>
e-mail:yfuji※kumamoto-u.ac.jp
<br/>
(メール送信の際は※を@に換えてください)
</address>
]]>
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研究
2017-03-27 08:51:55
ページ
-
平成28年度卒業式?修了式を挙行しました_365体育网投
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2016/t170325
<![CDATA[<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short2.jpg/@@images/526e33fe-3981-4f9b-9548-fd02bbf31fb1.png" alt="now-short2.jpg" title="now-short2.jpg" width="545" height="138"/></p>
<p><span style="line-height: 21.76px; font-size: 12.8px;"> 平成29年3月25日、平成28年度卒業式?修了式が熊本県立劇場で行われました。 </span> <span style="line-height: 21.76px; font-size: 12.8px;"> 本年度は学部生1709名、大学院生657名、法科大学院4名、専攻科?別科62名、合計で2432名が、それぞれ新たなステージへの一歩を踏み出しました。 </span></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2016/topics2016-file/t170325-1.jpg/@@images/4fd7149a-b764-413e-b671-0c49218621b9.jpeg" title="t170325-1.jpg" width="300" alt="t170325-1.jpg" height="206" class="image-inline"/></p>
<p/>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/topics/2016/topics2016-file/t170325-2.jpg/@@images/840252c2-2943-4cb0-8a65-c12991d19152.jpeg" title="t170325-2.jpg" width="300" alt="t170325-2.jpg" height="263" class="image-inline"/></p>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<p/>
<ul>
<li class="arrow"><a href="/daigakujouhou/gakuchoushitu/year/2016/20170325"> 平成28年度熊本大学卒業式?修了式 式辞はこちら </a></li>
</ul>
<p>(2017年3月25日掲載)</p>]]>
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学生
2017/03/25 13:40:00 GMT+9
ページ
-
熊本大学、産総研、NEDO、熊本県が協力協定を締結-熊本県内の産業の創造的復興を支援-_365体育网投
/kenkyuu_sangakurenkei/sangakurenkei/kico/news_event/news/20170317
<![CDATA[<p>熊本大学、産業技術総合研究所(産総研)、国立研究開発法人新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)、熊本県の4者は、3月17日、新産業創出促進による創造的復興に関する協定を締結しました。 <br/> 今後協定を締結した4者は、本協定を通じて、自然共生型産業分野、医工連携分野、IoT?AI?ビッグデータ活用分野やこれらの周辺分野において、熊本県内の企業を連携して支援し、新産業の創出を促進します。 <br/> これにより熊本県内の産業の創造的復興と日本の経済の発展に寄与することを目指します。</p>
<p><strong> 【協定の内容】 </strong> <br/> 今回締結した協定に関して、具体的な各機関の主な役割と連携の内容は以下のとおりです。</p>
<div class="e-responsive-table">
<table align="center">
<tbody>
<tr>
<th/>
<th>産総研</th>
<th>NEDO</th>
<th>熊本大学</th>
<th>熊本県</th>
</tr>
<tr>
<th style="text-align: center;">主な役割</th>
<td>
<ul>
<li>技術課題への助言</li>
<li>技術導入?課題解決に必要な研究開発の支援、受託研究および共同研究</li>
</ul>
</td>
<td>
<ul>
<li>技術の事業化戦略に関する助言</li>
<li>企業二―ズに応じた国内外の技術シーズの発掘支援</li>
<li>潜在ユーザーとの連携支援</li>
</ul>
</td>
<td>
<ul>
<li>共同研究</li>
<li>大学の研究成果、知財ストックを活用した企業等の課題の解決支援</li>
<li>県内企業と県外の大学?企業等とのマッチング支援</li>
</ul>
</td>
<td>
<ul>
<li align="left" style="margin-left: 8.2pt;">研究?開発等の支援</li>
<li align="left" style="margin-left: 8.2pt;">企業間のマッチングに関する支援</li>
<li align="left" style="margin-left: 8.2pt;">販路開拓に関する支援</li>
<li align="left" style="margin-left: 8.2pt;">4者連携の取り組みを推進する会議の設置及び運営</li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
<p><br/> <strong> 【 </strong> <strong> 連携の内容】 </strong> <br/> 4者は、協定に基づく取り組みを推進する会議(熊本県新産業創出会議(仮称))を設置して、新産業創出促進による熊本県内の産業の創造的復興を図ります。 <br/> NEDO、産総研による県内での技術シーズや公募助成の情報提供を行い、受託研究、共同研究および助成事業の活用により、新産業の創出を促進します。 <br/> 県事業については、協定に基づく特別助成枠などを設けて、県内企業による新産業創出をより一層促進します。</p>
<p style="margin-left: 25.2pt; text-align: center;"><a href="/kenkyuu_sangakurenkei/sangakurenkei/kico/news_event/news/news_file/170317.jpg/@@images/image"> <img src="/kenkyuu_sangakurenkei/sangakurenkei/kico/news_event/news/news_file/170317.jpg/@@images/e169afaa-28c0-46e9-b6c9-7749c9e16907.jpeg" alt="協定に基づく事業推進イメージ(熊本県)" title="協定に基づく事業推進イメージ(熊本県)" width="400" height="309"/> </a> <br/> 図 協定に基づく事業推進イメージ(熊本県) <br/> (画像をクリックすると拡大します)</p>
<p/>
<address><strong> <strong> 本内容についてのお問い合わせ </strong> </strong> <br/> 熊本大学イノベ-ション推進機構 <br/> 産学官地域連携部門 <br/> 担当:下津浦 <br/> TEL:096-342-3966</address>
<p class="discreet" style="text-align: left;"/>
<p><span class="visualClear"> </span></p>
<p/>
<p><span class="visualClear"> </span></p>]]>
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その他
2017/03/17 13:07:00 GMT+9
ページ
-
血管分化を導く遺伝プログラムの一部を解明―血管分化におけるヒストンと転写のはたらきを同定―_365体育网投
/whatsnew/seimei-sentankenkyu/20170316
<![CDATA[<p>
再生医療の進展に向けて各臓器に酸素や栄養を運ぶ役割をもつ血管を構築することは急務となります。そこで熊本大学生命資源研究?支援センターの南 敬教授は京都大学 iPS 細胞研究所?東京大学先端科学技術研究センターと共に、幹細胞が血管細胞になる間におこる全遺伝子の働きの変化を追跡しました。その結果、幹細胞が血管に分化する際の刺激に応じて、遺伝子の転写の状態を変化させる「ヒストンコード」が経時的に変化していることを突き止め、更に、血管分化に必須な転写因子群 (ETS/GATA/SOX) が新たな役割を持っていることを見出しました。
<br/>
本研究の成果は、
<a href="https://academic.oup.com/nar/article/3064173/Dynamically-and-epigenetically-coordinated-GATA">
「Nucleic acids research」
</a>
に平成29年3月17日0時(GMT)【日本時間の3月17日(金)9:00】に掲載されました。
<br/>
<br/>
【論文名】
<br/>
Dynamically and epigenetically coordinated GATA/ETS/SOX transcription factor expression is indispensable for endothelial cell differentiation
<br/>
<br/>
【著者名】
<br/>
Yasuharu Kanki
<sup>
a,b,c,1,2
</sup>
, Ryo Nakaki
<sup>
d,1
</sup>
, Teppei Shimamura
<sup>
e,1
</sup>
, Taichi Matsunaga
<sup>
f,g
</sup>
,, Kohei Yamamizu
<sup>
f,g
</sup>
, Shiori Katayama
<sup>
f,g
</sup>
, Jun-ichi Suehiroh, Tsuyoshi Osawac, Hiroyuki Aburatani
<sup>
d
</sup>
, Tatsuhiko Kodama
<sup>
c
</sup>
, Youichiro Wada
<sup>
a,c
</sup>
, Jun K Yamashita
<sup>
f,g
</sup>
, Takashi Minami
<sup>
b,i,2
</sup>
<br/>
<br/>
<sup>
a
</sup>
Isotope Science Center, The University of Tokyo, Tokyo, Japan
<br/>
Div. of
<sup>
b
</sup>
Vascular Biology,
<sup>
c
</sup>
Systems Biology, and
<sup>
d
</sup>
Genome Sciences, RCAST, The University of Tokyo, Tokyo, Japan
<br/>
<sup>
e
</sup>
Dept. of Systems Biology, Graduate School of Medicine, Nagoya University, Nagoya, Japan
<br/>
<sup>
f
</sup>
Dept. of Stem Cell Differentiation, Institute for Frontier Medical Sciences, Kyoto University, Kyoto, Japan
<br/>
<sup>
g
</sup>
Dept. of Cell Growth and Differentiation, CiRA, Kyoto University, Kyoto, Japan
<br/>
<sup>
h
</sup>
Dept. of Pharmacology and Toxicology, Kyorin University School of Medicine, Tokyo, Japan
<br/>
<sup>
i
</sup>
Div. of Molecular and Vascular Biology, IRDA, Kumamoto University, Kumamoto, Japan
<br/>
<br/>
【掲載雑誌】
<br/>
Nucleic acids research
<br/>
<br/>
【詳細】
<a href="/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2016-file/release170317.pdf" target="_blank">
プレスリリース本文
</a>
(PDF 361KB)
<br/>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
熊本大学生命資源研究?支援センター
<br/>
担当:教授 南 敬
<br/>
電話:096-373-6500
<br/>
e-mail:t-minami※kumamoto-u.ac.jp
<br/>
(メール送信の際は※を@に換えてください)
</address>
]]>
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研究
2017-03-17 09:26:24
ページ
-
原田学長がフエ大学開学60周年記念式典に出席しました_365体育网投
/kokusaikouryuu/whatsnew/20170309
<![CDATA[<p>
2017年3月3日に本学の大学間交流協定校であるベトナム?フエ大学の開学60周年記念式典が同地で開催され、本学から原田信志学長が出席しました。
</p>
<p align="left">
フエ大学はベトナム中部の学際的な高等教育?研究機関であり、教育大学、科学大学、医科?薬科大学、農林大学、美術大学、経済大学、外国語大学、物理教育学部、観光学部からなる極めて広範な学問分野を包含する大学の連合体です。本学とは平成22年に大学間交流協定を締結して以来、共同研究の実施や研究者?学生の交流を活発に展開しています。
</p>
<p align="left">
本式典には、5カ国(オーストラリア、ベルギー、フランス、ラオス、ロシア)の大使館関係者、7カ国(オーストラリア、ベルギー、アイルランド、日本、タイ、中国、韓国)の大学間交流協定校関係者、教員、元教員及び在学生を含む関係者が出席し、盛大に式典が挙行されました。
</p>
<p align="left">
同日午後には、同大学の医薬系学部を訪問し、学部長とミーティングを行いました。両大学の今後の教育?研究交流の発展について意見を交わし、引き続き友好関係を深めていくことに合意しました。
</p>
<p align="left">
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/20170309_pic1.jpg/@@images/5205ba27-b104-481f-bc46-d32782242812.jpeg" alt="フエ大学開学60周年記念式典" title="フエ大学開学60周年記念式典"/>
</p>
<p style="text-align: center;">
式典の様子
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/20170309_pic2.jpg/@@images/a34f5b30-a67e-46b1-b117-2e07126a1705.jpeg" alt="フエ大学開学60周年記念式典pic2" title="フエ大学開学60周年記念式典pic2"/>
</p>
<p style="text-align: center;">
式典でのフエ大学Nguyen Quang Linh学長のスピーチ
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/20170309_pic3.jpg/@@images/099b0088-cd42-469f-9f5d-ff2cbbfaf300.jpeg" alt="フエ大学開学60周年記念式典pic3" title="フエ大学開学60周年記念式典pic3"/>
</p>
<p style="text-align: center;">
医薬系学部とのミーティング
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/20170309_pic4.jpg/@@images/40d700d4-477f-4b25-88df-5ae1a3359fa8.jpeg" alt="フエ大学開学60周年記念式典pic4" title="フエ大学開学60周年記念式典pic4"/>
</p>
<p style="text-align: center;">
ミーティング参加者との集合写真
<br/>
(中央にCao Ngoc Thanh医薬系学部長、その右側に原田学長)
</p>
<address style="width: 243.99px;">
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
<a href="/form/13">
マーケティング推進部 国際戦略課
</a>
<br/>
096-342-2101
</address>
<p>
</p>
]]>
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その他
2017-03-09 11:18:38
ページ
-
平成28年度「地下と地上の文化財散歩」を開催しました_365体育网投
/organizations/maibun/whatsnew/h28sanpo
<![CDATA[<p>
埋蔵文化財調査センターでは、発掘調査によって分かってきたキャンパスの地下の文化財と、地上の文化財の歴史をより多くの方に知って頂こうと、2013年度より文化財散歩を企画?開催しています。4回目となる今年度は、平成28年6月27日(月)~7月1日(金)、黒髪南キャンパスと本荘北キャンパスにおいて、「地下と地上の文化財散歩」を開催しました(後援:熊本大学五高記念館)。
<br/>
<br/>
6月27日(月)~29日(水)は黒髪南キャンパスに見学地を設け、総合情報統括センター(集合)→工学部駐車場→工学部研究資料館→工学部研究棟I→理学部南東部→埋蔵文化財調査センターのコースを巡りました。理学部南東部では縄文時代の遺跡と埋葬された縄文人骨について説明しました。また、埋蔵文化財調査センターでは遺跡から出土した遺物をご覧頂き、縄文土器や明治時代の赤煉瓦にも実際に触れてもらいました。
<br/>
<br/>
6月30日(木)~7月1日(金)は本荘北キャンパスに見学地を設け、医学部附属病院外来診療棟→基礎医学研究棟→外来診療棟東側駐車場→西病棟→山崎記念館のコースを巡りました。今も敷地内を流れる井手を見学した後、地下で保存している「清正の井手」の話や古代の人々の祭り(呪術)の話をしました。
<br/>
<br/>
5日間の期間中、52名の方にご参加いただきました。参加者からは「熊大に歴史がこんなにあるとは思いませんでした。そんな学校に来れてよかったです。」などの感想が寄せられました。今後も熊本大学の意外な歴史を体感できる機会を設けたいと思います。
<br/>
<br/>
本企画にご協力くださいました関係部局の皆様、学内外からご参加いただきました皆様方、誠にありがとうございました。
</p>
<div class="e-responsive-table">
<table class="noborder">
<tbody>
<tr>
<td style="text-align: center;">
<img src="/organizations/maibun/news-file/kurokamiminami.jpg/@@images/ff2e2021-c49a-449d-a7d2-25fdc2833fd2.jpeg" alt="黒髪南地区での解説" title="黒髪南地区での解説" width="232" height="175"/>
<br/>
黒髪南キャンパスでの解説
</td>
<td style="text-align: center;">
<img src="/organizations/maibun/news-file/honjyo-kita.jpg/@@images/c14871cd-f473-45d7-a3c6-9bddad114fac.jpeg" alt="本荘北地区での解説" title="本荘北地区での解説" width="233" height="175"/>
<br/>
本荘北キャンパスでの解説
</td>
</tr>
<tr>
<td style="text-align: center;">
<img src="/organizations/maibun/news-file/tenjisitu.jpg/@@images/6d3c34ba-7086-4bec-9855-6b9cd68e1e1f.jpeg" alt="展示室での解説" title="展示室での解説" width="233" height="175"/>
<br/>
センター展示室での解説
</td>
<td>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
<p>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
<a href="/form/57">
埋蔵文化財調査センター
</a>
<br/>
096-342-3832
</address>
]]>
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研究
2017-03-06 09:50:00
ページ
-
5年ぶりインカレ出場!仲良し水球部[水球部]_365体育网投
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170301
<![CDATA[<div id="content-core">
<div id="parent-fieldname-text">
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short2.jpg/@@images/526e33fe-3981-4f9b-9548-fd02bbf31fb1.png" alt="now-short2.jpg" title="now-short2.jpg" width="545" height="138"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170301-file/image01.jpg/@@images/1cf0aaa5-a71a-4f07-be99-9da1c181bacd.jpeg" title="image01.jpg" width="545" alt="image01.jpg" height="364" class="image-inline"/></p>
<h2>世界が違ったインカレ、初戦敗退するも良い刺激に</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170301-file/image02.jpg/@@images/d2c89965-3ec7-47cc-9b78-cf6713f205fb.jpeg" style="float: right;" title="image02.jpg" height="660" width="280" alt="image02.jpg" class="image-inline"/> 「水中の格闘技」と呼ばれる水球。戦いのコートは水深2m以上あるプールで、見かけ以上にハードなスポーツです。九州ではどちらかといえばマイナーな競技ですが、オリンピック競技にもなっています。 <br/> 熊大水球部は、もともと熊本県内の高校出身の水球部OBが創立した同好会。大会に出場するために部となりました。大会初出場は2011年。2015年に部員が増え、2016年に5年ぶりにインカレ出場を果たしました。「全国の舞台は今まで見てきた世界と全く違いました。結果は1回戦敗退でしたが、みんな成長できたと思います」と話すのは、部長を務める教育学部3年の松尾祐さん。教育学部1年の古閑陽丞さんと工学部1年の坂本將さんは「高校時代と比べて自分自身は成長していたが、周りのレベルが違った」と語ります。 <br/> 水球を始めたきっかけは、「友達や先輩に誘われた」「高校入学を機に新しいスポーツをやってみたかった」などさまざま。中学まで野球をしていた文学部1年の平野天聖さんは「水球は野球よりも楽そうなイメージがありましたが、実際やってみるとキツくて。練習を休みたいと思うこともありますが、オフシーズンになると『水球をやりたい!』と思うほど水球が好きになりました。点数を決めたときの喜びを体が覚えているんだと感じます」と話します。工学部2年の廣田悠さんも「高校生のときに競泳から水球に移りました。水球は競泳と違ってチームプレイなので、チームの連携が上手くできたときの方が楽しさを感じます」と水球の魅力を語ります。シュートを決めるのが好きだと話すのは古閑さん。「中学まで野球をしていたからか、点数を取りに行きたくて。そのせいでディフェンスがおろそかになることがよくあります(苦笑)」。</div>
<h2>チーム練習が難しい…だけど、みんな仲良し!</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170301-file/image03.jpg/@@images/96ca43f5-f04c-4ef3-8d7c-d3aee1431bde.jpeg" style="float: left;" title="image03.jpg" height="696" width="280" alt="image03.jpg" class="image-inline"/> 「練習は済々黌高校水球部と一緒にさせてもらっています。高校生への指導も行います」と松尾さん。屋外プールなので、夏場はほぼ毎日練習をしますが、冬場はプールを借りることができたときのみ。他は各自トレーニングを重ねたり、高校生たちとハンドボールをすることで、練習しています。松尾さんが「高校時代に比べると、勉強と部活の両立は難しくない」と話す一方で、廣田さんは「大学生だから時間割がバラバラ。アルバイトもあったり、なかなかチームで練習することが難しくなりました」。 <br/> しかし、部員同士の仲が良く楽しく練習ができていると松尾さんは語ります。「試合の前日はみんなで集まってゲームをして緊張をほぐすんです」と廣田さん。古閑さんは「1年生の中に円陣を組むのが好きな人がいて、みんなで日本代表の真似をして円陣を組んで場を和ませています」と教えてくれました。 <br/> 県内で水球部がある大学は熊本大学のみ。九州でも九州大学と佐賀の大学にしかないそうです。しかし、九州大会が開催できるようになるかもしれないなど少しずつ活性を見せている段階にあります。松尾さんは「熊本の水球界を盛り上げていきたい」と意気込みを見せ、「大学卒業後も中学校の教員になって水球部の顧問になりたい」と将来の夢を語ってくれました。平野さんも「英語を学んで、海外で働きたいと思っていますが、海外でも水球に携われるようなことがしたいです」と語ります。</div>
<h2>1名の女子プレーヤー、1名の3年生</h2>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people2/2016/p170301-file/image04.jpg/@@images/1dd8e66b-52dd-46e9-809f-a6c18b6578eb.jpeg" style="float: right;" title="image04.jpg" height="414" width="280" alt="image04.jpg" class="image-inline"/>
<div>現在部員は13名。監督兼マネージャーを務める院生が1名、学部生のプレーヤーが10名、マネージャーが2名います。1年生には女子プレイヤーが1名います。「残念ながら彼女は大会には出られませんが、一緒に練習している高校生の中にも女子プレイヤーがいます。彼女たちが熊本大学へ来てくれたら、いつかは女子も大会出場することができます。そうなったらいいですね」と松尾さん。 <br/> 実は松尾さんも3年生ただ1名の部員です。「松尾さんが引退したら、次は僕たちの代になります。だから、自分たちがチームを引っ張って後輩に引き継いでいけるように、松尾さんのやっていることを見ながら、松尾さんのサポートを行っていきたい」と廣田さん。頼もしい後輩に松尾さんからは笑みがこぼれます。「2017年もインカレに出場して、1勝以上することが目標です」と松尾さん。「2016年のインカレは自分の納得いくプレイができませんでした。新しいポジションも経験して、次こそは自分の納得がいくプレイをしたいです!」と最後に個人目標も語ってくれました。</div>
<div/>
<div>(2017年3月1日掲載)</div>
<div/>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部広報戦略室 </a> <br/> 096-342-3122</address></div>
</div>
<p/>]]>
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2017/03/01 15:53:00 GMT+9
ページ
-
法のあるべき姿を探る_365体育网投
/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170301
<![CDATA[<div id="content-core">
<div id="parent-fieldname-text">
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/index_file/now-short2.jpg/@@images/526e33fe-3981-4f9b-9548-fd02bbf31fb1.png" alt="now-short2.jpg" title="now-short2.jpg" width="545" height="138"/></p>
<p><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170301-file/image01.jpg/@@images/36449d48-a3d2-4771-a6cd-f6a151c90a0e.jpeg" title="image01.jpg" width="545" alt="image01.jpg" height="342" class="image-inline"/></p>
<h2>境遇が似ている非行少年たちのことが他人事と思えない</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170301-file/image02.jpg/@@images/01d3c824-19b3-4b7e-97bb-f2ab27b83374.jpeg" style="float: right;" title="image02.jpg" height="358" width="280" alt="image02.jpg" class="image-inline"/> 健児くん(以下:◆):まずは、先生のご研究内容を教えてください。 <br/> 岡田:一言で言えば、「大人たちが見捨てたくなるような非行少年に対して、法はいかにあるべきか」を研究しています。非行少年はみんな難しい問題を抱えています。虐待などで家に帰りたくなかったり、授業についていけず学校から弾き飛ばされたり…。そういう居場所のない子どもたちが集まって集団となり大きな事件を起こしたり、あるいは集団から抜ける/抜けないで暴行が起こったり…これが、非行少年が事件を起こすありがちなパターンです。彼らに対し、国がどのような取り組みをしたらよいか、実際に救いにつながる法解釈とはなにかを考えています。 <br/> ◆:先生がそのような研究をされようと思われたきっかけは何ですか? <br/> 岡田:大学院に進学するときに、虐待やいじめなどを受けた子どもたちが非行に走り、警察に捕まり、家庭裁判所に送られているという事実に初めて気がつきました。実は、私自身小学生のころいじめられていました。境遇が似ているので、非行少年たちのことが他人事には思えないんです。私がこうして大学教員をしているのは偶然にすぎないと思っています。本当は子どもたちはそれぞれに社会に適応することができるし、そのようにしていくのが法の役割だと思うんです。当時、まだ少年法の研究をしている人がほとんどいませんでしたが、恩師からの勧めもあったことから、少年法の研究を始めたんです。</div>
<h2>「現場に学ぶ」「事例に学ぶ」「歴史に学ぶ」</h2>
<div><img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170301-file/image03.jpg/@@images/0462c6bd-331e-4fec-9d39-1535d38db0a5.jpeg" style="float: left;" title="image03.jpg" height="276" width="280" alt="image03.jpg" class="image-inline"/> ◆:研究をされていく中で大切にされていることがあるそうですが…? <br/> 岡田:「現場に学ぶ」と「事例に学ぶ」です。私の研究室では、文献だけで研究はしません。現場の人たちの研究会や非行少年に関わっている人たちに会いに行って話を聞くことが研究の基本です。 <br/> 最近の私の関心事は「非行少年は反省して非行をやめることができるのか」です。先日、非行少年の立ち直りに頑張っている人たちの集まりでこの問いを投げかけたんです。私は、見せかけだけの反省が強いられるのであれば非行は繰り返される、そもそも反省は自分の感性や感覚が変わらないとできないものなのではないか、と問いました。すると皆さんは「そのとおり」とおっしゃったんです。本当に大切なことは、まず反省させることではなく、非行少年たちを今置かれている環境から救い出し、大切にしたり、その人の持つ力を発見したりすることで、非行少年たちが認められる居場所をつくることなんです。 <br/> もう一つ大切にしていることがあります。それは「歴史に学ぶ」こと。いつまで経っても冤罪がなくならないのは、歴史から学んでいないからです。本来、法は失敗の歴史の上に成り立っているんです。歴史を振り返りながら法を研究することは、私の恩師もこだわってこられたことなので、引き継ぎたいと考えています。「歴史に学ぶ」ことに関連して取り組んでいることがハンセン病差別問題についてです。かつて菊池事件というハンセン病患者が殺人罪に問われ死刑になった事件があります。その裁判は一般の人が入れない特別法廷で行われ、弁護人は弁護しないという差別的なものでした。このような特別法廷問題について私の恩師たちが長年働きかけ、2016年にとうとう最高裁がハンセン病患者への特別法廷は差別だったと謝罪をしたんです。</div>
<h2>関係者の連携づくり、次世代への引き継ぎ、熊本への還元</h2>
<img src="/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/labo/2016/k170301-file/image04.jpg/@@images/49aa18de-1b8d-4498-bf1e-83b75fd11a06.jpeg" style="float: right;" title="image04.jpg" height="323" width="280" alt="image04.jpg" class="image-inline"/>
<div>◆:今後、研究をどのように発展させていきたいと思っていますか? <br/> 岡田:非行少年の立ち直りに向けて活動している人たちの連携を作っていきたいと考えています。現状では、個々の活動が独立しているんです。連携することで、もっと活動は広がり、支援につながっていくと思っています。 <br/> それと、ハンセン病差別の克服のように熊本に根付いた研究を地域に還元したい。そして熊本から全国、さらには世界に発信をしていきたいと考えています。これらの研究は、私だけでは完結しないので、いかに次の世代に引き継いでいくか、も課題ですね。 <br/> ◆:最後に熊大生に一言お願いします! <br/> 岡田:大学の外に積極的に出ていってください!法学部の学生は真面目で、素晴らしい力を持っているにもかかわらず、大人しく、自分に自信のない人が多いです。私も学生時代そうでしたが、ドイツ留学を機に積極的になることを学びました。大学で学んだことは社会ではあまり使えないように見えるものもあるかもしれません。そのギャップを埋めるために、学問と社会を行き来できるのは学生時代だけです。社会を、現場を、見て、考え続けていって欲しいと思います。</div>
<div/>
<div/>
<div/>
<div>(2017年3月1日掲載)</div>
<div/>
<address><strong> お問い合わせ </strong> <br/> <a href="/../../../../../../../form/14"> マーケティング推進部広報戦略室 </a> <br/> 096-342-3122</address></div>
</div>
<p/>]]>
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研究
2017/03/01 15:52:00 GMT+9
ページ
-
細胞の老化を防ぐ酵素「SETD8」を発見-老化をコントロールできる時代に向けて-_365体育网投
/whatsnew/seimei-sentankenkyu/20170301
<![CDATA[<p>
熊本大学発生医学研究所細胞医学分野の中尾光善教授、田中宏研究員(同大学院医学教育部博士課程修了)らは、網羅的な遺伝子解析を用いて、細胞の老化をブロックする酵素とそのしくみを初めて解明しました。「SETD8
<sup>
※1
</sup>
」は細胞増殖や数多くの遺伝子の働きを調節する酵素です。今回、老化細胞
<sup>
※2
</sup>
においてSETD8の量が著しく減少すること、また、正常な細胞でSETD8を阻害すると細胞が速やかに老化することが分かりました。また、老化細胞はエネルギー産出能力が高く、そのしくみも不明でしたが、SETD8が減少することによって細胞内の核小体
<sup>
※3
</sup>
とミトコンドリア
<sup>
※4
</sup>
に関わる遺伝子群の働きが活発化し、タンパク質合成とエネルギー産生が増加することを解明しました。
<br/>
この成果は、SETD8が減少することで細胞老化が促進されるメカニズムを明らかにしたことから、老化のしくみの解明および制御法の開発につながることが期待されます。
<br/>
<br/>
本研究成果は、日本医療研究開発機構(AMED)革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST)、文部科学省科学研究費補助金、武田科学振興財団研究助成、熊本大学の博士課程教育リーディングプログラム「グローカルな健康生命科学パイオニア養成プログラムHIGO」および拠点形成研究の支援を受けて、
<a href="http://www.cell.com/cell-reports/fulltext/S2211-1247(17)30202-4">
科学雑誌「セル?リポート(
<em>
Cell Reports
</em>
)」オンライン版
</a>
に米国(EST)時間の平成29年2月28日12:00【日本時間の3月1日(水)2:00】に掲載されました。
</p>
<div class="box_caution">
【概要説明】
<br/>
◆身体を構成する細胞は、さまざまなストレス
<sup>
※5
</sup>
を受けると、その増殖を不可逆的に停止し、細胞老化に特有の特徴を生じる。とりわけ、エネルギー産生能(代謝
<sup>
※6
</sup>
活性)が増加するが、そのメカニズムは明らかではない。
<br/>
◆SETD8は標的のタンパク質をメチル化する修飾酵素として、細胞増殖や遺伝子の働きを調節するが、老化との関わりは知られていない。
<br/>
◆老化細胞においてSETD8の量が著しく減少すること、また、正常な細胞でSETD8を阻害すると速やかに老化することから、細胞老化の防御因子であることが分かった。
<br/>
◆老化細胞でSETD8が減少して、細胞内の核小体とミトコンドリアに関わる遺伝子群が高発現する結果、タンパク質合成とエネルギー産生が増加する。
</div>
<p>
(用語説明)
<br/>
※1 SETD8:標的のタンパク質にメチル基(CH3)を付ける酵素で、細胞増殖と遺伝子の働きを調節する。ゲノムDNAを取り巻くヒストンタンパク質をメチル化して、遺伝子の働きを抑制する。
<br/>
※2 細胞老化:細胞の増殖を不可逆的に停止した状態。活発な活動を行うため、細胞死とは異なる。この状態の細胞を老化細胞という。
<br/>
※3 核小体:細胞核の中にある構造体で、リボソームにおけるタンパク質の合成を調節する。
<br/>
※4 ミトコンドリア: 細胞質に多数ある構造体で、細胞のエネルギー産生を担う。
<br/>
※5 ストレス: 細胞分裂による増殖、がん遺伝子の活性化、物理的?化学的な刺激などは、細胞老化を引き起こす。
<br/>
※6 代謝:細胞が糖?タンパク質?脂質などを利用して、エネルギーを産生?消費する仕組み。
<br/>
<br/>
【論文名】
<br/>
The SETD8/PR-Set7 methyltransferase functions as a barrier to prevent senescence-associated metabolic remodeling
<br/>
(SETD8/PR-Set7 メチル基転移酵素は、細胞老化に関わる代謝リモデリングを防御している)
<br/>
<br/>
【著者名(*責任著者)】
<br/>
Hiroshi Tanaka, Shin-ichiro Takebayashi, Akihisa Sakamoto, Tomoka Igata, Yuko Nakatsu, Shinjiro Hino, and Mitsuyoshi Nakao*
<br/>
<br/>
【掲載雑誌】
<br/>
<em>
Cell Reports
</em>
<br/>
<br/>
【詳細】
<a href="/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2016-file/release170301.pdf" target="_blank">
プレスリリース本文
</a>
(PDF 365KB)
<br/>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
熊本大学 発生医学研究所 細胞医学分野
<br/>
担当:教授 中尾 光善(なかお みつよし)
<br/>
TEL/FAX:096-373-6804
<br/>
e-mail:mnakao※kumamoto-u.ac.jp
<br/>
<br/>
<AMEDの事業に関すること>
<br/>
日本医療研究開発機構 戦略推進部 研究企画課
<br/>
TEL:03-6870-2224
<br/>
FAX:03-6870-2243
<br/>
e-mail:kenkyuk-ask※amed.go.jp
<br/>
(メール送信の際は※を@に換えてください)
</address>
]]>
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研究
2017-03-01 08:50:28
ページ
-
細胞分裂の際に染色体を均等に分ける新たなしくみを解明!~無意味と思われていた非翻訳性RNAの配列に新機能発見_365体育网投
/whatsnew/sizen/20170224
<![CDATA[<p>
細胞が分裂する際には、染色体を均等に娘細胞に分配する必要があります。そのような染色体の均等分配は、遺伝情報を次世代に正確に伝えていく上で大変重要で、分配に異常があると、例えばダウン症や、がん等の原因となります。
<br/>
染色体を均等に分けるためには、まず糸状の装置である紡錘糸が、染色体の特定の領域(セントロメア領域)に結合することが必要です。紡錘糸が正しく結合するには、染色体の一部が「ヘテロクロマチン」と呼ばれる特殊な構造をとることが必要不可欠ですが、その構造を形成するしくみは充分には明らかにされていませんでした。
<br/>
今回、熊本大学大学院先端科学研究部(理学系)生物科学分野の谷時雄教授、牟田園正敏大学院生らのグループは、大阪大学及び基礎生物学研究所のグループとの共同研究により、分裂酵母を用いて、セントロメア領域から合成される遺伝情報伝達物質であるRNAに含まれる「イントロン」と呼ばれる配列が、ヘテロクロマチン構造形成を促進することを初めて明らかにしました。
<br/>
このイントロンと呼ばれる配列は、通常、遺伝子が働く際にはRNAから切り除かれます。そのため特に意味が無い配列と思われてきましたが、今回の発見は、イントロンが、むしろ染色体分離という生物にとって極めて大切なポイントで重要な機能を持つことを初めて明らかにしました。このことは、ダウン症候群など染色体数の異常に起因する疾患の発生機構解明にも繋がるものとしても期待されます。
<br/>
本研究の成果は、米国科学雑誌 PLOS Geneticsで平成29年2月23日(米国東部標準時間 午後2時)に公開されました。
</p>
<p align="left">
【雑誌名】
<br/>
<a href="http://journals.plos.org/plosgenetics/article?id=10.1371/journal.pgen.1006606" target="_blank">
<em>
PLOS Genetics
</em>
</a>
13(2):e1006606 (2017). 2月23日発刊
</p>
<p>
【論文名】
<br/>
The intron in centromeric noncoding RNA facilitates RNAi-mediated formation of heterochromatin
<br/>
<br/>
【著者名】
<br/>
Masatoshi Mutazono
<sup>
1
</sup>
, Misato Morita
<sup>
1
</sup>
, Chihiro Tsukahara
<sup>
1
</sup>
, Madoka Chinen
<sup>
1
</sup>
,
<sup>
?
</sup>
, Shiori Nishioka
<sup>
1
</sup>
, Tatsuhiro Yumikake
<sup>
1
</sup>
, Kohei Dohke
<sup>
2
</sup>
, Misuzu Sakamoto
<sup>
1
</sup>
,Takashi Ideue
<sup>
1
</sup>
, Jun-ichi Nakayama
<sup>
3
</sup>
,
<sup>
4
</sup>
, Kojiro Ishii
<sup>
2
</sup>
, and Tokio Tani
<sup>
1
</sup>
,*
<br/>
<br/>
【詳細】
<a href="/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2016-file/release170224.pdf" target="_blank">
プレスリリース本文
</a>
(PDF 399KB)
<br/>
</p>
<address>
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
熊本大学大学院先端科学研究部(理学系) 生物科学分野
<br/>
担当:谷 時雄
<br/>
電話:096-342-3461
<br/>
e-mail:ttani※sci.kumamoto-u.ac.jp
<br/>
(メール送信の際は※を@に置き換えてください)
</address>
]]>
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研究
2017-02-27 10:50:51
ページ
-
テキサス大学サンアントニオ校(アメリカ)東アジア研究院訪問団が本学を表敬訪問_365体育网投
/kokusaikouryuu/whatsnew/20170222
<![CDATA[<p style="margin-left:5.25pt;">
平成29年2月15日、テキサス大学サンアントニオ校 東アジア研究院のWan Xiang Yao院長およびMimi Yu副院長が本学を表敬訪問しました。
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<p>
テキサス大学サンアントニオ校は、アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ市に1969年に創立された州立の総合大学で、同大と本学は、2010年に大学間学術交流協定を締結以来、主に工学分野での交流を行ってきました。また、両大学が所在する熊本市とサンアントニオ市は、1987年から姉妹都市提携を結んでおり、様々な交流事業が取り組まれています。
</p>
<p>
今回の来訪では、高島和希副学長(国際交流担当)と懇談し、本学から熊本大学スーパーグローバル大学創成支援事業、また、平成29年度から設置されるグローバルリーダーコース等について説明を行い、その後、今後の学術交流の分野拡大や学生交流の可能性について意見交換を行いました。
</p>
<p>
この他、Yao院長の専門分野である運動生理学と類似の研究を行っている本学教育学部の大石康晴教授と意見交換が行われた他、伊藤洋典大学院社会文化科学研究科長とも面会し、今後の交流の進展について懇談が行われました。
</p>
<p>
今回の訪問を契機に、両大学間の更なる交流が期待されます。
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</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/utsa-1.jpg/@@images/695635f6-6d7e-4097-8009-de198efa92c1.jpeg" alt="テキサス大学サンアントニオ校表敬訪問_pic1" title="テキサス大学サンアントニオ校表敬訪問_pic1"/>
</p>
<p style="text-align: center;">
(左から)Yao院長、高島副学長、Yu副院長
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/utsa-2.jpg/@@images/4961bd72-aea8-46ad-a3aa-cc8005a899e7.jpeg" alt="テキサス大学サンアントニオ校表敬訪問_pic2" title="テキサス大学サンアントニオ校表敬訪問_pic2"/>
</p>
<p style="text-align: center;">
大学院社会文化科学研究科 伊藤研究科長(右から2人目)
</p>
<p style="text-align: center;">
<img src="/kokusaikouryuu/whatsnew-file/utsa-3.jpg/@@images/dce71365-fa27-4f12-8022-b20b26d28e4b.jpeg" alt="テキサス大学サンアントニオ校表敬訪問_pic3" title="テキサス大学サンアントニオ校表敬訪問_pic3"/>
</p>
<p style="text-align: center;">
教育学部 大石教授(左から2人目)
</p>
<address style="width: 243.99px;">
<strong>
お問い合わせ
</strong>
<br/>
<a href="/form/13">
マーケティング推進部 国際戦略課
</a>
<br/>
096-342-2102
</address>
<p>
</p>
]]>
No publisher
その他
2017-02-22 10:40:22
ページ
-
熊本復興支援プロジェクト(技術支援ユニット)講演会を開催しました_365体育网投
/kenkyuu_sangakurenkei/sangakurenkei/news/20170220
<![CDATA[<p>
平成29年2月6日(月)本学工学部2号館214教室において、広く利用の進むドローンや人工衛星などの空中?宇宙の技術を熊本復興においても活用されることを期待して、熊本での実際の取り組みを行っておられる第一人者の方々にご講演頂きました。古田竜一様(一般財団法人 リモート?センシング技術センター)には「衛星リモートセンシング技術と災害監視」と題して、宇宙からのリモートセンシング技術と熊本地震発災後の衛星写真などを解説頂きました。
</p>
<p>
また、上天草市でドローンを使った実証試験を実施されている日立造船株式会社からは「日立造船の無人航空機への取り組み」について山口裕一様に、さらに本学の熊本大学附属減災型社会システム実践研究教育センターの渡邉勇先生には「熊本県での空撮データの活用方法」 として県内での実際の空撮データ、また地震直後の航空写真の実例をご紹介頂きました。
<br/>
<br/>
講演会には産官学の関係者や一般の市民の方など60名を超える参加者があり、活発な質疑も行われました。
</p>
<p>
</p>
<p>
<span class="visualClear">
</span>
</p>
<address>
<strong style="background-color: rgb(238, 238, 238);">
お問い合わせ
</strong>
<br/>
大学院先端科学研究部
<br/>
担当:准教授 水本郁朗
<br/>
(熊本無人機研究会 会長)
<br/>
TEL:096-342-3759(直通)
<br/>
FAX:096-342-3729
<br/>
E-mail:info※drone.kumamoto.jp
<br/>
(メール送信の際は※を@に換えてください)
</address>
<p>
<span class="visualClear">
</span>
</p>
]]>
No publisher
その他
2017-02-20 13:45:38
ページ