令和4年度「熊本大学女性研究者賞表彰」及び「熊本大学女性研究者奨励賞表彰」 に係る表彰式を実施しました
熊本大学は、3月13日に令和4年度「熊本大学女性研究者賞表彰」及び「熊本大学女性研究者奨励賞表彰」の表彰式を開催しました。
本制度は、優れた研究成果を挙げた女性研究者及び将来性のある若手女性研究者を表彰することにより、女性研究者の更なる活躍を支援するとともに、学術分野における男女共同参画推進に資することを目的として平成28年度に創設され、今回で7回目の実施となりました。
表彰者数についてはこれまで、「女性研究者賞」「女性研究者奨励賞」各1名でしたが、年々、応募数が増えてきたことや専門分野によって評価の視点が異なることから、各賞ともに人文?社会科学、自然科学、生命科学の3分野それぞれから1名を選出することにしました。また、リカレント教育を推進するために、若手研究者の表彰である「女性研究者奨励賞表彰」は、年齢ではなく研究歴での制限とし、産前?産後の休暇、育児休業等で中断した期間を除く研究歴が18年未満の若手研究者を対象としました。
熊本県内の女性研究者及び熊本大学を卒業?修了した女性研究者を対象に昨年12月から今年1月にかけて公募を行い、厳正なる選考の結果、顕著な研究成果を有し、ロールモデルとして推奨するにふさわしい人格と識見を有する研究者を対象とした女性研究者賞表彰には、古田弘子氏(熊本大学大学院教育学研究科?教授)、王斗艶氏(熊本大学産業ナノマテリアル研究所?准教授)、三浦恭子氏(熊本大学大学院生命科学研究部(基礎系)?教授)が、将来性が期待できる女性研究者奨励賞には、佐藤あゆみ氏(熊本大学大学院先端科学研究部(工学系)?准教授)、金澤早織氏(熊本大学病院?助教)が選出されました。
表彰式では、小川久雄学長から、「今後、この表彰制度を、熊本県全体および熊本大学出身の女性研究者の研究力向上に繋がるものとして発展させていきたい」と挨拶があり、受賞者には、表彰状及び副賞としてパールブローチが贈呈されました。
引き続き、被表彰者による研究発表会が行われ、受賞者はそれぞれの専門分野における現在の研究と将来の研究計画についてプレゼンしました。
※記念撮影
左から、大谷順理事(研究?グローバル戦略担当)、古田弘子氏、三浦恭子氏、小川久雄学長、佐藤あゆみ氏、金澤早織氏、
前田ひとみ副学長(男女共同参画担当)
※王氏については、体調不良のため表彰式は欠席。