自分が撮りたいものを自由に楽しく撮影する【写真部】
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部室の扉を開けると??
写真部の部室は、黒髪北キャンパスの文化系サークル棟にあります。部室に入ると、卒業された写真部先輩方の素敵な作品が扉に貼ってあり、奥には暗室もあり、心踊る空間が広がっていました。
自由に楽しく!
健児くん(以下、◆): 普段どんな活動をしているのですか?
栗木さん:普段は、不定期で「集合撮影会」を行っています。場所は熊本市内を中心に、中心市街地や動植物園など、気になるところへみんなで行って、各々自由に楽しく撮影をしています。また、2ヶ月に1回程度部会を行っており、部室や会議室に集まり、次回の集合撮影会の場所について話し合ったり、各自撮影した写真を見せ合ったり、写真を通じて交流しています。
長期休暇には、みんなで県外に撮影旅行に行っています。場所は主に九州で、過去には長崎県の平戸や福岡県の門司港などに行きました。みんなで写真を撮りながら旅行を楽しみ、普段撮影することができないスポットで写真を撮ることができるとともに、部員との交流を深めることができる機会にもなっています。
(バラ園での集合撮影会の様子)
(撮影旅行で撮影した写真 <撮影者:写真部 清藤聖弘>)
◆:最近の集合撮影会で印象的だった場所はありますか?
松本さん:先日、上通アーケードで集合写真会を行った際、路地裏が素敵で印象的でした。写真を撮影することで、今まで気付かなかった一面を発見したり、知らなかった小道やお店などに出会ったりすることができて面白いです。
栗木さん:私は県外出身なので、集合撮影会を通して初めて知る場所や、新たな熊本の魅力を知れることが楽しいです。
写真部の部員は初心者から上級者までさまざま
◆:どうして写真部に入ろうと思ったのですか?
栗木さん:高校生のときからスマートフォンで写真を撮るのが好きで、撮った写真に対して友人からの評判も良く、もともとカメラに興味がありました。熊本大学入学後、写真を新たな趣味の一つにしたいと思い、写真部に入部しました。
松本さん:私は高校時代写真部に所属しており、大会に作品を出展するなどの活動をしていました。大学入学後に栗木さんに誘われ、大学でもまた写真を撮り続けたいと思い入部しました。
(栗木さんの作品)
◆:初心者やカメラを持っていない人でも入部可能ですか?
栗木さん:現在部員数は20人程で、少しカメラを触ったことがあるという人や、全くの初心者という人もいます。私自身も、入部後に一眼レフカメラを購入し、それまで使い方を知らない状態でした。自分のカメラを持っている人が多いですが、写真部共有のカメラもあり、集合撮影会でその共有カメラを使用して活動している部員もいますので、必ずしも自分のカメラが必要というわけではありません。持っていない人でも写真部で活動することが可能です。初心者も上級者も、どなたでも大歓迎です!
◆:カメラの使い方や撮影方法などはどうやって学んでいるのですか?
栗木さん:たまに写真スタジオの方が来られてアドバイスしてくれますが、基本的には詳しい部員に聞いたり、独学で研究したりしています。私も入部して初めて一眼レフカメラを触り、松本さんに色々と教えてもらいました。みんな、自分が撮りたいものを撮りたいように、マイペースに活動しています。
(左から松本さん、栗木さん)◆:普段どんな写真を撮っているのですか?
松本さん:特にこれといったものはなく、心が踊ったものを撮っています。例えば、一つの場所であっても、光が差すと風景が一変するので、そのタイミングでシャッターをきると、普段目にしている風景とは違った、その瞬間だけの景色を写真に残すことができます。また、風景を撮るのも好きですが、人を撮るのが好きで、今しか会えない友人を撮り、後で写真を見て思い返すのが好きです。
写真は個性がでておもしろい
◆:写真の魅力は何ですか?
松本さん:個性がでるところが魅力だと思います。一つの被写体に対しても、人により構図や撮り方がさまざまですし、他の部員が撮影した写真を見ると、新鮮で面白いです。自分だったら被写体にしないものや思いつかない構図など、感性が違って面白いなと思います。
◆:部員の皆さんが撮影した作品を見る機会はありますか?
栗木さん:秋の紫熊祭で毎年作品展をしています。現在は紫熊祭以外には展示を行っていないのですが、コロナ禍前は黒髪北キャンパスの学生会館のロビーに作品を展示しており、次年度また復活させて開催できればと思っています。?
◆:今後の目標を教えてください!
松本さん:コロナ禍前のように活動することを目標としています。特に、以前は伝統としてみんなやっていたフィルム撮影が、コロナ禍で活動が制限されたことにより途絶えてしまったので、フィルム撮影を復活させて暗室を活用していきたいです。また、学生会館ロビーでの作品展も復活させ、多くの方に作品を見て欲しいです!
(2024年3月1日掲載)
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