熊大生の時間割調査(法学部?工学部の場合)
(※時間割や科目名は年度によって変更される場合があります。)
(1)法学部1年?Mさんの場合
まずは私の前期第1タームの時間割を紹介します。法学部なのになんで医学や歴史の授業が入っているの?と思った方がいらっしゃるかもしれません。
これは「教養科目」といって、自分が所属する学部以外の分野が勉強できる科目です。第二外国語として選択したドイツ語も教養科目の一つです。
大学に入学すると自分の学部の専門科目だけでなく様々な分野の勉強をすることができます!
さて、ここでは火曜5限の「基礎演習Ⅰ」についてご紹介します。
一般的にゼミは3年生から開講される大学?学部が多いと思いますが、熊本大学法学部では1年の前期からゼミ形式の少人数授業を受けることができます。
内容は先生によって様々ですが、私が所属していたクラスでは刑法を勉強していました!
また、私は火曜日と水曜日にアルバイトをしています!
私の周りにも授業が少ない水曜日にアルバイトをしている人が多いです。
そして、今はオンライン授業が多く、家にいる時間が多いので、動画配信サービスでドラマを見たり、YouTubeで動画を見たりして空きコマを過ごしています。
対面授業の間の空きコマは、友達と話したり図書館に行ったりして過ごすことが多いです!
図書館にはいろいろな本があり、何度行っても飽きません(笑)。
また、静かなので勉強や読書に集中することができ、とてもおすすめです!
(2)法学部4年?Aさんの場合
次に、法学部4年?Aさんの時間割を紹介します。
なお、Aさんには2年前期当時の時間割を用意していただきました。
時間割はこちらです!
Aさんから月曜1限の「経済学入門Ⅰ」に関するコメントをいただきました!
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「熊本大学には経済学部はありませんが、熊本大学法学部では経済学も学ぶことができます。2年前期の経済学入門Ⅰは、法学部にいながら経済を学べる授業で、熊大法学部ならではの特徴ある科目です! 社会に出る上で必要な知識ですし、簿記や経済の仕組みを学びたい方はぜひ受けてみてください。」
とのことです。
法学部生でも経済学を学ぶことができるので、進路選択の幅が広がりますね!
実は私も、高校生の時に法学部に進むことは決めていたのですが、経済学も学んでみたいと考えていました。そこで、熊大法学部のオープンキャンパスに参加したところ、先生が「経済学も学ぶことができる」とおっしゃっていたので、熊大法学部を選択肢に入れた…という経緯があります。
経済学部と法学部で迷っている受験生の方は、ぜひ熊本大学法学部も候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
(3)工学部機械数理工学科3年?Fさんの場合
最後に、工学部機械数理工学科3年?Fさんの後期第3タームの時間割を紹介します。
時間割はこちらです!
ここで、Fさんには機械数理工学科の紹介をしていただきました!
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「機械数理工学科は、ものづくりの基本となる機械工学と数学を工学に応用する数理工学の専門的な知識を組み合わせて身につけ、それを社会に応用することを目指す学科です。機械数理工学科は工学部の中で唯一、中学数学と高校数学の教員免許を取得することができる学科です!
教員免許を得るためには特定の教育系科目の単位を取得する必要があります。私の例でいうと、月曜1限の生徒指導の理論と方法や、火曜5限の数学科教育Ⅳがそれに該当します。
他の人よりも取得単位が増え、忙しくなりますが、その分やりがいもあります!」
とのことです。
工学部のなかで唯一中学?高校数学の教員免許が取得できる、というのが大きな特徴ですね。
工学にも教育学にも興味がある!という方や、より進路選択の幅を広げたい!と考える方は機械数理工学科も一考の価値があると思います!
まとめ
今回は現役熊大生の時間割を3例紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
コロナ禍の中、オープンキャンパスが対面で開催されないなど、受験生や高校生の皆さんにとっては大学の情報がなかなか得られず厳しい状況が続いていることと思います。
今回の時間割紹介を機に、大学生活が少しでもイメージしやすくなれば幸いです!
ご覧いただきありがとうございました。
(2021年11月15日掲載)