グローバルリーダーコースのリアル [文学部2年 黒川 うたさん]
「リーダー」になるため、互いの意見を受け入れる協調性も重要
学生広報スタッフ(以下◆):なぜ黒川さんはGLCを選んだのですか?黒川さん:私は進路選択の際に、メディアを学べ、英語も学べ、留学にも行けるところを探しており、その条件に文学部のGLCがぴったりだったので、進学したいと思いました。また、このコースは最初から高い英語力を求めているわけではなく、それよりも「リーダー」にふさわしい人、自分の意見を持てる人を求めているという点も受験の決め手になりました。
◆:ではGLCで学べることも、自分の意見を持つという「リーダー力」なのですか?
黒川さん:もちろん自分の意見を持てるということも大事ですが、入学後は、協調性の重要さを学びましたね。最初はやはり「自分の意見を持てる人」が集まっているので、まだ協調性がなく、自分の意見だけ主張してしまうのです。
でも、GLCの先生たちは、相手の考えを否定せず、常に意見を受け入れる姿勢で接してくださるので、学生もその姿勢に影響されて、協調性が自然と身に付きます。私はGLCで過ごすことで、みんなで意見を混ぜ合って、良い意見を取り入れられるようになり、ほかの意見にも目を向けられるようになりました!
◆:実際に行われているGLCの授業や雰囲気について教えてください!
黒川さん:半年に1回、学部混合でプレゼンを行い、Society 5.0など、グローバルな問題について、私たちがどのように向き合っていけばよいかを議論したりします。また、リーダーとしてグローバルに活躍されている方のお話を聞くこともできます。GLCの学生は、国際協力機構(JICA)やUNICEFなどの国際機関を目指す、グローバルに活躍したい人が多いので、実際に活躍されている方のお話はとても参考になると思います。
コースの雰囲気は、学部によって違いますが、入学試験に合格した後に月1回のセミナーがあるので、同じ学部の人だけでなく、ほかの学部の学生とも知り合えます!また、私たちは新型コロナウイルスの影響で行くことができてないのですが、海外研修などもあるので、そこでも仲良くなれるのではないかと思います。
GLCで身につけた力を活かし、実際にリーダーとして活躍!
◆:最後に今後の黒川さんの目標について教えてください!黒川さん:今後の目標として、GLCでの学びを活かし、他の人の立場に立って物事を考えたいと思っています。私は紫熊祭実行委員としても活動しており、先日、第十一回紫熊祭実行委員会の副委員長になりました。実務をこなす後輩たちの気持ちを考え、相手の意見を受け入れ、自分を前に出すのではなく、一歩引いて全体を見ながら、大人数の実行委員を、リーダーとして引っ張っていこうと思います!
(2022年3月25日掲載)