定例学長記者懇談会を開催しました

　熊本大学では、令和4年6月1日（水）、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。

　はじめに、全国イノベーション推進機関ネットワークが主催する「イノベーションネットアワード2022」において、生命資源研究?支援センターのプログラムが文部科学大臣賞を受賞したことについて報告を行いました。同センターが運用するマウスバンクシステムをはじめとした研究支援体制、最先端の生殖工学技術を応用した基盤技術開発、地域連携や人材教育等について、同センターの竹尾透教授から説明がありました。

　次に、本学の熊本創生推進機構が主催した「令和３年度公共政策コンペ」でグランプリを受賞した学生グループによる発表を行いました。「笑ってソナえて！」と題した、楽しみながら参加できる防災コンテンツについて、大学院自然科学教育部 博士前期課程２年の竹原大旗さんがプレゼンを行いました。

　参加した報道機関からは、発表した取組についての今後の展望など、活発な質疑応答がありました。学生のプレゼンに対して、小川学長から「本学の永青文庫研究センターが研究する細川藩の史料にも災害の詳細な記録が残されているので、文理融合でそのような史料も活用した防災教育コンテンツの開発を進めても面白いのではないか」とのコメントがありました。

　懇談会の資料は　こちら　を参照してください。