定例学長記者懇談会を開催しました
令和5年2月1日(水)、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。
はじめに、小川久雄学長から挨拶があった後、田中朋弘附属図書館長から、「第15回熊本大学東光原文学賞」について概要説明及び今回の受賞作品について説明がありました。本学では、学生の言語力向上と創造性豊かな学生の育成、さらに地域社会における文学?文化活動の中核となる人材輩出等を目的に、平成20年度から「熊本大学東光原文学賞」を開始し、今回で15回目を迎えました。説明の中で田中館長からは「今後は本賞を大学としても大きく育てていきたい」との抱負が述べられました。その後、今回大賞となる「学長賞」を受賞した文学部4年の小栁詩菜さんから、喜びの声と受賞作『紡がれし者たち』についての説明がありました。小栁さんは「執筆は楽しかったが孤独な作業だった。受賞は執筆した時間が報われたようでとても嬉しい。これからも小説を書いていきたい」と受賞の喜びを語りました。
次に、大学院先端科学研究部の田中尚人准教授から、「2022年度グッドデザイン賞グッドデザインベスト100」及び「土木学会デザイン賞優秀賞」を受賞した『﨑津?今富地区の文化的景観整備』について説明がありました。田中准教授及びくまもと水循環?減災研究教育センターの星野裕司准教授は、長年に渡って﨑津?今富地区の景観デザイン等のまちづくりに携わり、地域住民や行政との対話?連携を通して、地域にふさわしい景観整備に取り組んでいます。説明では、連携の概要や実際に整備した景観デザインについて紹介がありました。田中准教授は「今回、サステナブルなまちづくりの面で評価され受賞したことはとても嬉しい。今回の受賞を契機に﨑津?今富地区の新しい観光に繋げられたら」と喜びと抱負を語りました。
参加した報道機関からはそれぞれの発表に関して多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。
懇談会の資料は こちら を参照してください。
田中附属図書館長と |
「学長賞」を受賞した小栁さん |
田中尚人准教授 |
会の様子 |