日本人女性初の医学博士「宇良田唯」の胸像除幕式を挙行しました
8月6日、薬学部において、日本人女性初の医学博士「宇良田唯」の胸像除幕式を挙行しました。
宇良田唯博士は、薬学部の前身である熊本薬学校を卒業後、医師を志して上京後、医術開業試験を経て医者となりました。さらには、北里柴三郎の門下生となり、ドイツに渡り、マールブルグ大学にて日本女性初の医学博士を取得しました。
日本に戻った後も、故郷の牛深や東京、さらには中国の天津に赴き、専門である眼科の他、内科や産科など多領域の女医として献身的に活躍しました。
この像は、そのひたむきな向学心と功績を讃えて、また、後学の徒の光とならんことを期して、薬学部同窓会と親族である宇良田心氏の寄付により建立されたものです。
除幕式では、大学関係者、同窓会関係者、親族の代表者等が出席し、甲斐副学長が「この銅像が薬学や医学の道に進む学生のいい刺激となることを願っている」と挨拶を述べ、小川久雄学長はじめ、本学関係者及び来賓者の6名で除幕を行いました。
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